え、まさか蝉が…!?の巻
最近、外出自粛で家に閉じ籠もり。
とはいえ、買い物は行かないと…。
という事で…今日、自転車に乗って買い物に。
その道中の話。
どこからか飛んできた羽のある物体が、私の肩に突撃してきました。
(…いった~い…何?)
肩に衝撃を受けて吃驚した私は、それでも自転車をこぎつつ、横目で肩を見る。
(;¬_¬)
すると。
2つの目玉も私を見ていた。
(………い~~や~~~っ!!)
il||li (OдO`) il||li
私の肩にはなんと!!
蝉がしっかりしがみついていました。
私の頭の中は大パニック。
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
(…どうして蝉が私の肩に~~~っ!?)
自転車をこぎながら、思わず辺りをキョロキョロ。
(小学生の男の子…小学生の男の子…)
小学生の男の子を見つけて、肩にしがみついている蝉を捕ってもらおうとする不審者状態の私。
でも、そんな時に限って小学生の男の子は見付からず。
蝉も肩から飛ばず、私の肩にしがみ付いたまま。
…小学生の頃は平気で蝉を手掴みしていたのに………今は………無理~~~!!
(だ~~れ~~か~~っ!!)
でも、少し時間が経つと段々、冷静になる私。
(………待てよ……蝉を肩にくっつけたまま、買い物に行ったら駄目じゃん……)
Σ(・ω・ )
(店の中で蝉が鳴いたり、飛んだりしたらマズい………)
そう思った私は、すぐに回れ右して家に一直線。
その間に蝉も、私の肩にぶつかった衝撃から立ち直ったのか………もじょもじょと動き始める。
(………い~~~や~~~っ!!)
(||゜Д゜)ヒィィィ!
(動き回らず、大人しくして~~~!!)
(動くのなら、何処かへ飛んで行って~~~)
信号待ちしている時も、飛ぶ気配のない蝉に、鳴くなよ~、大人しくジッとしてろよ~と心の中で話しかけつつ、家に向かって自転車をこいでいました。
そして。
やっと家に着き。
私『お母さん、私の肩に蝉がしがみ付いてない!?捕って!!』
母『………どこ?……肩には何にもいないけど……』
私『……え、マジで………?』
母『夢でも見たんじゃない?』
私は自分で肩をマジマジと確認(それまで怖くて確認できなかった)。
………確かに、肩に蝉はいない………。
でも、夢ではない!!
(…でも、よかった~……じゃ、何処かへ飛んでいったのかな……そんな感じ、全然、なかったけど………)
(;-_-)=3
安心した私が母に背を向けた時。
母『いた!!』
私『………えっ!?』
Σ(・ω・ノ)ノ
母『to-koの背中にしがみ付いている』
私『………ええ~~~~~っ!?』
ヒイィィ(゜ロ゜;三;゜ロ゜)ヒイィィ
私『捕って~捕って~』
ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
母『捕ってあげるから、少し外に出て』
と母に促され、外に出た私の背中を母親が手にした服で叩くと。
私の背中にしがみ付いていた蝉がヂヂヂ………と鳴いて飛んで行きました。
(;-_-)=3
飛んで行く蝉を見上げながら、蝉にしがみ付かれた記念に写メしとけばよかった………と少し、後悔………。
(。・ω・。)
〈水羊羹〉